失敗談から学ぶ音ゲー上達論 ~結局下埋めって必要なの?~【オンゲキ】
1. この記事の目的
こんにちは、necoです。
この記事では自分の失敗談を中心に、音ゲー上達に必要な考え方を共有したいと思います。
自分がプレイしている音ゲーがオンゲキが中心のためオンゲキの難易度やレートを用いて話していきますが、基本的な考え方は他の音ゲーでも大きく変わらないでしょう。
先に断っておきますと、私は音ゲーが特別うまいわけではありません。
現在の到達可能レートは16.25程度であり、最高難易度の楽曲には手も足も出ません。
一方で、このような記事を読む層は初心者からレート16前後(中級者の入り口?)だと思われますから、上位ランカーの方よりも現実的な説明ができると思います。
追:記事投稿から1か月後時点で、到達可能は.40を超えました。それなりの説得力は生めたかなと。
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2. これをやってる人は成長しない! ←私だ……
2.1 同じ曲ばかりやる
断言します。これは本当に成長のためにならない。
私が虹レ(脱初心者の目安)に到達したころ、総プレイ数は約3000曲、そのうち自分の好きな曲である『まっすぐ→→→ストリーム!』のプレイ数は200以上でした。
15プレイに1回やっていることになりますね。おかしい。
この頃はかなり伸び悩んでおり、ログイン日数も30を超えていました。
同じ曲を連続でプレイしてできるようになったとしても、それは音ゲーがうまくなったわけではありません。
単にその譜面をこなせるようになっただけです。
高難易度に関してはその譜面にしかない要素も出てくるため、同じ曲を何度もプレイすることに意味がありますが、オンゲキで言う14(中難易度くらい)までは可能な限り粘着は避けたいです。
もちろん、できない要素がわかっていてそこさえ詰めればSSS+(最高評価)出るとか、どうしても対象に乗せたい曲があるならば回数をかけてもいいと思いますが、それ以外で粘着して良いことなんてなんもないです。プレイ回数で称号もらうくらい?
粘着は避けましょう。
2.2 プレイしない期間が極端に長い
個人差がありますが、好ましくはありません。
そもそも同じことを毎日やっていれば脳の特定の部分が強化され、動作がより滑らかに、かつ精度よく行えるようになるものです。
音ゲーに限った話ではありませんが、"継続は力なり"、最低でも1週間に20曲程度以上を目安にプレイできるとよいでしょう。
私の場合、虹レ到達時点のログイン日数がおよそ30日なのに対して、オンゲキを始めてからのリアルな時間は1年弱かかっています。もし仮に3日に1回程度プレイできていれば、2か月程度で到達できたかもしれません。
2.3 そもそもプレイ回数が少ない
一部の天才、他ゲー出身の方を除きます。
プロセカやユメステのようなスマホ音ゲーに比べて、オンゲキやボルテといったアーケードはノーツに対して叩く場所とボタンの位置が一致しないため、脱初心者のハードルが高いです。
私のプレイしたことのあるゲームの脱初心者の目安は次の通りです(大体難易度合わせたつもりですがずれてたらごめんなさい)。
・オンゲキ レート15.00(虹レ)
・チュウニズム レート15500
・maimai レート14500
・ボルテ 雷電 等
・プロセカ 26AP埋め 複数曲 等←良い基準がわかりません
・ユメステ レート930(31×30)
これらに必要なトラック数は最低でも300です(プロセカ・ユメステは100)。
また、10曲を毎日やる方が、35曲を週に2回やるより効率がいいため、最低トラック数はあくまでも目安ですね。
FPSの世界では脱初心者に1000時間かかると言われたりしますが、これを音ゲーに換算すると24000曲になります。流石に多すぎる気もしますが、こんなにプレイしているのにうまくならない! と嫌気がさした時はこの数字を思い出すとよいでしょう。
2.4 ±5F以下を前提とする楽曲埋め
意味が全くないわけではありませんが……
基本的に"音ゲー"の名の通り、音楽に合わせてノーツをたたくゲームの仕様上±2Fを意識して狙いたいです。
実際には手が動かないことも多いため、±3Fが現実的だと思います。
±5Fまで行くとその判定幅はBPM180の8分に相当します。これでは正しい音が拾えてるとは全く言えませんね。
これを前提としてしまうと、音ゲーではなくそれは光ったノーツを叩くだけの動物向けの知能調査です。
複数曲をある程度のスコアで埋めることを楽曲埋めと言ったりしますが、オンゲキで言うSSS以下の埋めには基本的に価値がないと考えています。
これはSSSが難所を攻略せずとも出てしまうスコアだからです。
もちろん、さまざまな譜面を触っていった結果、自分の実力通りにSSSで埋まったということもあるでしょう。これについては全く問題ありません。あくまで意識的に埋める前提の話です。
一方で極端に低難度のSSS+埋めをしてもこれもまた実力向上にはあまりつながりません。SSS+を取れるか取れないかくらいの難易度帯で、なるべく少ない回数で安定して高いスコアが出せるようになっていくと、それは実力が向上したと判断しても良いでしょう。
具体的にはオンゲキでは11+以降が良いでしょう。11+で一番やる価値があったIsland Breeze赤が昇格したので12以降でも良いかもしれません。
目安としてはレート-2.30~3.00くらいがよいと思います。
理論値埋めは……うん、この記事を参考にするようなレベルではやる必要はないでしょう。
2.5 譜面定数のせいにする
一番意味ない、これ。でも私もたまにやる。
語るまでもないですが、基本的に定数の議論ができるのは最低限AB出してからです。それ以上の譜面について"譜面定数ガァー"は鳴いてる怪獣です。いらない、いみない。
やるなら弱いほうで見ましょう。常に逆詐称(定数に対して譜面難易度が低い)寄りだと思ってプレイしていればマイナス方向に働くことはありません。
ただ、リコレ赤弱いとコメントしたら荒れたので自分のうちにとどめていた方がいいかもしれません。
でも4.5kまでは間違いなく弱いよ、うん。←学ばない人
2.6 睡眠不足
音ゲーに限った話でもないですが。
睡眠不足は何かを上達させたいとき必ず足かせになります。
特に音ゲーの場合、譜面を認識してから長くても0.5秒程度の間に動作を始めなくてはなりません。睡眠不足だと認識から動作を始めるまでに時間がかかるようになり、結果的に動作の時間を狭めねばならず精度が大きく下がります。
私自身、最も成長した時期はよく食べてよく寝ていた頃でした。睡眠は本当に大切です。
3. 逆にこれをやったら伸びるのでは、(知らんけど)
自分は成長が遅い側の人間だったため、今後別の音ゲーをするならこんな風にやったら伸びるのでは? と思う内容を文章にしてみます。
・±3F以上を目安に、練習すれば叩けない箇所が3%以下になる難易度で複数曲触る(オンゲキならBREAK÷3+HIT+MISS)
・2日に1回、10曲ずつを目安にプレイする
・0.5倍速で高難易度をプレイする
何よりも大切なのは続けること!←これ一番偉い
最初の項目を下埋めというならば、下埋めは必要ということになります。
ただ、一般にはこの行為は下埋めとは言わないはずです。"3%できない"はそれはもう"見えない"、"できない"に等しいです。
オンゲキなら虹レ到達時点で12や12+を触るのは、下埋めというよりは単に適正難度の譜面を触っているだけですし、何も恥じることはありません。
あとは高難易度や好きな曲を自由にプレイしていけば初心者帯はすんなり抜けられると思います。
ちなみに現在は毎月0.1ずつ伸びているので、このペースを保てれば来年の夏前にレマスなれますね!←???
4. あとがき
実はこの記事を書いた本当の目的は、今の自分もやってしまっている良くないことを文章にすることでした。
レート16到達時点では16.00の実力があるとは言えず、レートとしても実力としても伸び悩んでいました。
8月の下旬あたりからまとまった時間を作ることができ、やり方を見直すことで8月末に.15、現在は到達可能.25まで伸びており、この成功体験を忘れたくないというのがモチベーションです。
もしかしたら半年後の私はまた少し違うことを考えているかもしれません。
ひとまずはこの調子で成長させ、今年中に50踏むことで説得力を持たせたいですね。
最近はあまり投稿していなかったので、今後は練習用おすすめ譜面紹介なんかも書いていきたいと思います。
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