【艦これ】これだけ見れば全部わかる! 制空権シミュレータの使い方 初級編
この記事一つで使いこなせるように情報を詰め込んだため、記事が長くなっています。
一つ一つの要素が独立しているので、適宜自分に必要な情報を得られる場所へ飛んでいただければ。
はじめに
イベントや通常海域で出撃する前にまずやること、編成決め。
海域によっては制空値や索敵値を正確に計算する必要があり、大変ですよね……
もっと楽にいろんな計算ができたらなぁ……
そこで『制空権シミュレータ v2』!
制空権シミュレータ v2は @noro_006 様が開発している計算用ツールです。 自分で艦隊を入力することで、制空権やCI率などの検証を簡単に行うことができます。 この記事では制空権シミュレータまたは単にシミュレータを呼称とします。
これを使えば制空値や索敵値の計算はもちろん、CI率や空母の棒立ち率まで簡単に計算することができます。
今回は使ったことがない方向けにシミュレータの基本的な使い方を説明します。これ一つ読めば使いこなせるように記事を書いていますので、わからないところはゆっくり読みながらぜひ実践してみてください。
入力した後の様々なデータを見たいだけという方はここから下に飛んでください。『シミュレーション結果の見方』
初級編では紹介しきれないより便利な使い方は上級編にて紹介しますのでお楽しみに!(記事作成中です)
データの入力
艦隊編成の入力
まずは制空権シミュレータ v2にアクセスしましょう。
緑色の制空権シミュレータをクリックすると次のような画面が出てきます。
この自艦隊のところに自分の艦隊を入力していきましょう。
今回私は2023早春イベE3-2の編成を入力してみますね。
まずは艦隊形式から空母機動部隊を選びます。もちろん、通常艦隊の場合は何も変更する必要はありません。
続いて、艦娘を入力していきましょう。
艦種別に分かれていますが、見つからない場合は検索ボックスを使いましょう。
艦娘の入力が終わったら装備を入力していきます。
正直ここが一番大変なところです。初級編では地道に手作業で入力していきましょう。
装備には火力や出撃対空などのソート機能もあるのでうまく活用しましょう。
上級編ではこれをワンクリックで済ませてしまう方法を紹介しますのでお楽しみに。
すべて終わるとこんな感じになると思います。
この時点で艦隊の制空値、分岐点係数別の索敵値、TP量を計算することができていますね。
ただ、このサイトのすごいところはここからです。
敵編成の入力
続いて敵編成を入力していきます。
とは言え先程ほど様々な入力をする必要はありません。
海域から一括入力を選択すると、海域選択画面が出てきます。
今回はE3の甲作戦ですからこれを選択しましょう。
あとは適宜通る戦闘マスをクリックして展開をクリックしていくと最終的にこのような画面になります。
ここまでできれば完璧です。この画面から基地の半径や敵編成の制空値を見ることができますね。
最後に基地航空隊の入力をしましょう。
基地航空隊の入力
装備と同じように入力していきます。
入力が終わったら緑色の基地派遣先設定をクリックし、どこに飛ばすのかを指定しましょう。
今回はボスマスであるTマスを指定します。
これにて入力は終了です。おつかれさまでした!
続いてシミュレーション結果の具体的な見方を説明していきます。
シミュレーション結果の見方
制空権について
下のほうへスクロールしていくと計算結果という場所があります。ここには制空権などに関わる様々な計算結果が記載されています。
今回私が入力したものを見てみるとこのようになっていますね。
基地はほとんどの確率で劣勢に、本隊も高い確率で優勢をとれていることが分かると思います。
では、例えば基地を少しいじって、喪失にしてみるとどうなるでしょうか。
一転、ほとんどの場合で本隊喪失になってしまいましたね。このようにシミュレータを使うことで、装備を少しいじった結果をすぐに出すことができます。
特に高難易度になればなるほど、装備に余裕がなくなってくるので、このようにしっかりと計算してあげる必要があるわけです。
棒立ち率、CI率について
特に通常海域において、中破にもなっていない空母が攻撃してこないことはありませんか? または自分の空母が攻撃しないことはありませんか?
このような場合を棒立ちといい、大きなアドバンテージまたはディスアドバンテージになります。
この確率もシミュレータで計算してくれます。
先ほどの制空権から少し下にスクロールすると、敵空母の棒立ち率が表示されています。
自艦隊は艦隊の入力画面を見るとわかりやすいでしょう。
艦載機の右側に赤や黄色の丸がついている場合、全滅する可能性があることを示しています。
イベントでは常についているといっても過言ではありません。
過度に気にする必要はありませんが、どの程度の確率を引いたら空母が攻撃できなくなるのかを知る指標になります。
また、艦娘にカーソルを合わせるとCIの確率を見ることができます。
夜戦装備をどの程度詰めばどれくらいの確率でCIを打ってくれるかの確認をすることができるわけです。
対空CIについてはここに表示されません。対空CIは自艦隊の艦隊詳細右側のiマークから見ることができます。
この場合だと不発の確率が3割程度あるわけですね。
その他
触接率などまだまだ見るべきところはあるのですが、そのあたりはゲームシステムをよく理解してからで構いません。
また制空権シミュレータは非常に便利なのですが、入力が手間であったり、ダメージ計算ができないorわかりにくいという大きな欠点を抱えています。
このあたりを解決する方法を上級編で紹介しますね!
共有の仕方
共有には主に二つの方法があります。
- 画像による共有
- リンクによる共有
画像による共有
今回の編成を画像で共有してみましょう。
まずは自艦隊のタブから画像出力をクリック。
Themeなどをいじらず、初期設定で出力するとこのような画像が生成されます。
この画像をTwitterなどで共有してもらえると、攻略に苦戦している際、非常にアドバイスしやすいわけです。
例えば私の場合、魚雷の改修が不十分であることが一目瞭然ですよね。
艦これ本来の艦隊画像ではわかりにくい「どこが良くないのか」を簡単に説明することが可能になるわけです。
また、この背景を好まないのであればThemeから『公式』などを選択すると、私が記事に使っているような画像を出力することができます。
リンクによる共有
シミュレータ一番上のほうに保存、別名保存、共有と並んでいるので共有をクリック。
『共有URLを生成』をすると、このようなURLが出力されます。
参考(今回使った編成例) https://aircalc.page.link/4Bos
このURLを踏めば、誰でも編成を見ることができるようになるのです。掲示板などで誰かに相談する際はこちらを使って共有しましょう。
まとめ
今回は制空権シミュレータの基本的な使い方について解説してきました。
ここまで読んでくださった方、本当にお疲れ様でした。
通常海域は各サイトの編成をそのままお借りすればいいですが、特に高難易度のコンテンツでは装備や艦娘自体の問題で、再現できない場合が多いです。
自分で1から編成を組むわけではないにせよ、それに近いことをしなければならないことも多く、時間と頭を使うことでしょう。
その手助けをしてくれるのが様々なツールであり、制空権シミュレータもまたその一つです。
このようなツールを使うことで、貧弱な艦隊でも攻略できる可能性に気づくことができます。
この記事を読んでくださった提督が、少しでも高難易度のコンテンツを楽しめるようになってくれたら幸いです。
上級編では今回紹介しなかった機能や、煩雑な入力を手早く終わらせる方法を紹介しますのでお楽しみに!
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